- わかりやすくDeFiについて説明してほしい…
- DeFiって何?どういう仕組みなの?
こんなお悩みを解決します。
こんにちは。あまねです。
DeFiは暗号資産を運用する方法として注目を集めており、高金利で稼げるという話をよく聞きますよね。(年利数十%を超えるものも多くなっています。)
でも「いまいちDeFiって何なのか、どういう仕組みなのかわからない」と考えている方もいらっしゃるかと思います。
今回はそんな方に向けて、DeFiとは何なのか、メリット/デメリットを分かりやすく解説したいと思います!
DeFiでの稼ぎ方、利益を生む仕組みについても紹介しますので是非ご覧ください。
本記事の信頼性
- 仮想通貨で年間利益100万以上(納税も経験)
- NFTゲームで人を雇う(マネージャー)経験
- 仮想通貨歴3年、DeFiで500万以上を運用中
- 仮想通貨取引所MEXCの元社員
なお、DeFiを始めるにあたっては手数料や購入にあたって、ETH(イーサリアム)が必要になります。
少額の500円から購入できるコインチェックの口座を開設し、事前に購入しておきましょう。
DeFiとは
DeFiは「Decentralized Finance」の略でして、日本語では分散型金融と呼ばれています。
言葉の意味 Decentralized:分散型、非中央集権型 Finance:金融
このような意味があり、日本語だと「ディーファイ」と読みます。
分散型金融?何ソレ?って感じですが、おさえておきたい特徴を下記にまとめました。
おさえておきたいDeFiの特徴
- 中央管理者が必要ない
- 誰でも利用できる
- 透明性が高い
早速それぞれについて解説していきますね。
中央管理者が必要ない
1つ目に紹介するDeFiの特徴としては、中央管理者を必要としない点です。
というのも、DeFiは主にイーサリアムブロックチェーン上に構築されているからです。
ブロックチェーン上では、設定されたルールに従って取引等を自動的に実行することができるので、銀行等のように管理者を必要としません。
そもそもブロックチェーンはデータを改ざんすることが極めて困難なので、管理者がいなくても高いセキュリティを保てるわけです。
銀行口座は銀行を仲介しないと使えませんし、クレジットカードはVISAの決済システムを仲介しないと使えませんよね。
一方でDeFiではそのような仲介者が不要となりますので、誰かに許可を求めたり、高額な手数料を支払ったりする必要もありません。
DeFiとCeFiの違い
実は似たような言葉に「CeFi」があります。
CeFiとは「Centralized Finance」の略語です。
集中型を意味する「Centralized」と金融を意味する「Finance」から成り立っています。
日本語にすると、CeFiとは中央集権型金融となります。
仮想通貨や銀行などが中央管理者を要するCeFiです。
またブロックチェーンの技術を活用するDeFiに対して、CeFiは取引所や金融機関が暗号資産を取り扱うという違いもあるので覚えておきましょう。
誰でも利用できる
2つ目にあげるDeFiの特徴としては、誰でも利用可能である点です。
なぜなら、ネットワーク環境さえあれば、誰でもどこでもDeFiを利用することができるためです。
銀行や証券会社で口座を作る時の審査が不要になるため、世界中のどんな人がどんな国・地域に住んでいても利用することができます。
これの何がすごいかというと、発展途上国では銀行口座をもつことができない人も数多くいます。
そういった方でも簡単に利用することができるためです。
DeFiによって機会が開けるわけですね。
透明性が高い
3つ目の特徴としては、透明性を有している点です。
これはブロックチェーンの特徴でもあるのですが、履歴(トランザクション)を誰もが確認することができます。(どのウォレットからどのウォレットにどれだけ送金されたか等。)
銀行では、利用者は企業への信頼を基に振込や振替等の取引を行いますが、ブロックチェーンでは誰でも取引内容を見れる透明性を有しており、容易に改ざんができません。
普段利用している銀行の場合、誰がどんな取引をしているか、なんて公開していないですよね。
DeFiのメリット
ここでは、上記で紹介したDeFiの特徴を踏まえて、メリットを紹介したいと思います。
DeFiのメリット
- ステーキング等によって金利を得られる
- 誰でも、どこでも利用できる
- 手数料が安い
上記それぞれについて、解説していきます。
ステーキング等によって金利を得られる
1つ目に紹介するのはステーキング等によって金利を得られる点です。
ステーキングやイールドファーミングといって、自分の資産を預け入れることで、その量と期間に応じて報酬を得ることができるといった感じです。(仕組みはのちほどご紹介)
その報酬は年利が非常に高く、DeFiが注目を集めている大きな理由の1つです。
例えばPancakeSwapのシロッププールというステーキングサービスだと、最大年利約78%と銀行と比較すると破格になっています。
DeFiで稼ぐ方法、仕組みについては後ほど紹介しますね
いつでも、どこでも利用できる
2つ目に紹介するメリットは、いつでも、どこでも利用できる点です。
これは特徴であげた内容と重複しますが、ネットワーク環境さえあれば、24時間世界中の誰でも利用することができます。
発展途上国の人など、今まで機会を得られなかった人でも誰もが平等に金融サービスを利用することができるのは、大きな利点と言えるかと思います。
手数料が安い
3つ目に紹介するメリットは手数料が安い点です。
DeFiでは銀行のような仲介者が存在しない為、より低コストで取引を行うことができますので、手数料が安い傾向にあります。
ただし、ブロックチェーン上での処理の際に発生する手数料はサービスごとでまちまちです。
DeFiのデメリット
ここではDeFiのデメリットをまとめました。
魅力的なDeFiですが、活用していくうえではデメリットも把握しておく必要がありますよね。
DeFiのデメリット
- 参入障壁が高い
- ハッキングのリスクがある
- 消費者保護の仕組みがない
上記3点について、さっそく解説していきたいと思います。
参入障壁が高い
デメリットの1つ目は参入障壁が高いことです。
というのも、DeFiを始めるにあたっては、仮想通貨ウォレット(MetaMaskなど)を作成したり、海外取引所を利用したりと、今までやったことをないことをやる必要があるため、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
実際はそんなに難しいことはありませんが、詐欺に引っかからないか、資産を失ってしまわないか、不安になりますよね。
ですが、実際にDeFiで稼いでいる人は、皆それらの壁を乗り越えています。
DeFiの魅力や、新しさについては触ってみて初めて分かる、と私は思っています。
ですので、まずは少額からでも始めてみることをおすすめします。
ハッキングのリスクがある
2つ目のデメリットとしてはハッキングのリスクがあることです。
実際のところ、DeFiはまだまだ発展途上であり、ハッキングの被害も少なからず発生しています。
投資する側から、サービスのハッキング被害を予防することは難しいですが、そういったリスクを認識したうえで商品を選びましょう。
慣れないうちは、マイナーな取引所等は使わない、最悪なくなっても我慢できる金額で運用する、など極力リスクを下げることをおすすめします。
消費者保護の仕組みがない
つ目のデメリットとしては消費者保護の仕組みがないことです。
その理由としては、DeFiは現状、日本の法律では認可されていないサービスで、消費者保護の仕組みも存在しません。
管理者がいないので、何らかのトラブルが起きた際の責任の所在は利用者にあることになるのです。
補償制度が適用されないため、全て自己責任ということになってしまいます。
DeFiを使った稼ぎ方
ここではDeFiで出来ることとその利益を生む仕組みについて、紹介していきます。
DeFiで出来ること
- レンディング(仮想通貨の貸付)
- スワップ(仮想通貨の交換)
- イールドファーミング(流動性の提供)
- ステーキング(仮想通貨の預入)
レンディング(仮想通貨の貸付)
1つ目に紹介するのはレンディング(仮想通貨の貸付)です。
これは仮想通貨を貸し借りするサービスです。
従来型の金融サービスでは資金の貸し手は運営側となり、ユーザーが貸し手になることは法的に認められていません。
一方、DeFiの1種であるレンディングプラットフォームでは、ユーザーが仮想通貨の借り手と貸し手のどちらにもなることができ、貸し手になれば借り手から金利を得ることが可能になってきます。
スワップ(仮想通貨の交換)
2つ目に紹介するのはスワップ(仮想通貨の交換)です。
これは単に通貨を交換するだけです。
要するに、ゲームセンター等にある両替機のようなものが、ブロックチェーン上にある感じです。(両替機と違って手数料はかかります。)
例えば、空港にある銀行とかでは、円をドルに換えるのに仲介者が存在しますが、このスワップではシステムがあるだけで仲介者は存在しません。
スワップでは利益は発生しませんが、次のファーミングと関連するので紹介しておきました。
イールドファーミング(流動性の提供)
3つ目に紹介するのはイールドファーミング(流動性の提供)です。
単にファーミングと呼ばれたり、流動性の提供と言われたりもします。
方法としては、2種類の通貨をペアを組んで預けることで、取引手数料の一部等の報酬を貰うことで利益を得られます。
提供した通貨ペアはプールされ、先ほど紹介したスワップに用いられます。
そしてそのスワップで得た取引手数料の一部が流動性を提供した人に還元されるといった仕組みです。
参考に、PancakeSwapというところの人気上位をキャプチャしました。
一番人気のCAKE-BNBペアは年利17~35%です。
銀行や株式の配当と比較すると驚異的ですよね。
100万円預ければ1年で17~35万円ほどの利息を得られます。
実際、報酬はリアルタイムで支払わるのでその報酬を再度ファーミングすれば、複利で利息を得られるので更に利益は多くなります。
銀行の利息や、株の配当が小さくみえますよね。
ステーキング(仮想通貨の預入)
4つ目に紹介するのはステーキング(仮想通貨の預入)です。
ステーキングとは、特定の仮想通貨を一定期間ブロックチェーン上に預け入れることで報酬を得ることができる仕組みです。
例えば、CAKEという通貨を保有している方であれば、ステーキングで報酬をもらいつつ、長期的にCAKEの値上がりを待つ、なんてことが可能です。
さらに、ステーキングの利回りもけっこう高くなっています!
下記はPancakeSwapのステーキングをキャプチャした画像です。
23/3/31時点で年利最大約42%となっており、100万円分ステーキングすると1年で42万円のステーキング報酬が得られる計算です。
もちろん、通貨自体の価格が変動すると、そこからさらに利益や損失が発生する可能性はありますよ。
まとめ
この記事ではDeFiについて解説しました。
DeFiとはわかりやすく言うと、中央管理者を必要としないアプリケーションで、日本語にすると分散型金融となります。
またDeFiとはDecentralized Financeの略語で、「ディーファイ」と読みます。
ソースコードが公開されていたり、インターネット環境を確保できれば誰でも利用できたりといった点が魅力的です。
しかし、バブルが崩壊する恐れがあったり、詐欺などの被害に遭う可能性があったりと、利用する上で注意しなければならないこともあります。
DeFiを始めるには、多くの場合はETH(イーサリアム)が必要になります。
1万円程度からコインチェックで事前に購入しておきましょう。
今、DeFiを始められると次にくる仮想通貨バブルの波にうまく乗っかれます。
ここで行動するかどうかで未来が変わるかもしれません。
私としてはできればよい未来を皆さんに掴んでいただきたいと考えています。
以上で本記事は終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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