- ビットコインって話にはよく聞くけど、何なの?
- ビットコインに興味はあるけど、難しそう…
こんなお悩みを解決します。
こんにちは。あまねです。
この記事ではビットコインの仕組みや特徴などを、初心者の方にもわかるように解説していきます。
ビットコインの購入方法をすぐに知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
本記事の信頼性
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今すぐに仮想通貨を始めたいという方は口座開設が5分程度で終わるコインチェックで購入しておきましょう。
ビットコイン(BTC)とは
ビットコインは世界で初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。
通貨単位 | BTC |
時価総額(2023年11月6日時点) | 約108兆円(時価総額1位) |
発行上限枚数 | 2,100万枚 |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work |
ホワイトペーパー | Bitcoin.pdf |
公式サイト | Bitcoin.org |
ビットコインは簡単に一言で説明すると、インターネット上に存在する金のような資産価値のあるものです。
そのため、ビットコインはデジタルゴールドといわれており、以下の類似性があります。
金との類似性
- 有限であり希少性がある
- 偽造することができない
有限であり希少性がある
金は現在分かっているだけで、50メートルプール4杯分しか存在しないと言われています。
そして、ビットコインの総発行枚数は2100万枚と枚数も有限であり、金と同様に希少性が高いと言えます。
偽造することができない
金は現在の科学でも人工的に作ることはできません。
ビットコインも同様で、保有しているビットコインと同じものを作成することはできません。
なぜ同じものを作成できないのかといいますと、ブロックチェーン技術がかかわっています。
なぜ偽造できないのかは、仕組みを解説するときに詳細に解説しますね。
ビットコイン(BTC)の特徴
ビットコインにはどのような特徴があるかを紹介していきます。
ビットコインの特徴
- 中央管理者がいない
- 発行枚数の上限がある
- 世界初の仮想通貨
それぞれ解説していきます。
中央管理者がいない
中央の管理者とは、通貨であれば日本銀行、アメリカならばFRB(連邦準備制度理事会)のことを指します。
当たり前のことですが、管理者が居ることによって、通貨は影響を受けるものです。
その点ビットコインは、中央の管理者が存在せず、管理者の影響がなく、直接取引することができます。
この管理者なしで取引できるのは「ブロックチェーン技術」と「マイニング」が鍵を握っています。
ブロックチェーン技術とマイニングについては後ほど説明しますね。
発行枚数の上限がある
日本銀行やFRBなどの中央の管理者はその時々で、発行する円やドルの発行量の調節をすることで、経済のバランスをとっています。
しかし、この経済のバランスというのは非常に不透明で、「国家経済の都合」によって左右されます。
そのため、国家がお金をむやみに刷ってしまい、ハイパーインフレなどを発生し、通貨の価値を大きく下落してしまうことがありえます。
一方、ビットコインは発行枚数の上限(約2100万枚)があるため、ハイパーインフレは発生することはないのです。
ハイパーインフレだと、ジンバブエドルなんか有名ですよね。
これと同じ状況にシステム的にビットコインはならないのです。
世界初の仮想通貨
ビットコインは、2008年10月サトシ・ナカモトという人物がネット上である論文を公開したのがきっかけになっています。
論文の内容は「ブロックチェーン技術を使った中央管理者のいない決済システム」というものです。
この論文に賛同した複数の開発者がサトシ・ナカモトに協力し、ビットコインの誕生につながりました。
その結果、2009年にはビットコインの運用が開始されました。
このビットコインを基礎に、イーサリアムやXRPなどの通貨が作られているのです。
ビットコイン(BTC)の仕組み
ビットコインの仕組みを理解する上で重要なのは、以下の3つです。
- ブロックチェーン
- マイニング
- 分散型ネットワーク
中央管理者が存在しないビットコインは、取引に参加した人全員で取引履歴を構築する仕組みなどでハッキングやサイバー攻撃対策を講じています。
なぜ、ビットコインがインターネット上でも安全に運用されているのか、その仕組みを分かりやすく解説していきます。
ブロックチェーン
ブロックチェーンとは、取引履歴をブロック状に記録していき、過去から現在に至るまでの取引情報をチェーンのように繋ぎ合わせて記録・管理する技術のことです。
1つのブロックは、取引が合意された記録の集合体と、前後のブロックを繋ぐための情報で構成されています。
例えば、取引記録を改ざんしようとした場合、特定の一つのブロックだけではなく、新たに繋がっているブロックについても改ざんする必要があるため、第三者によるデータ破壊などが極めて困難となっています。
分散型ネットワークとブロックチェーン技術によって、ユーザーのビットコイン(BTC)が安全に守られているのです。
分散型ネットワーク
分散型ネットワークとは、取引情報を1箇所だけで管理せず、ビットコインの取引に参加したユーザー同士で取引履歴を共有する仕組みのことです。
銀行の顧客システムなどの中央集権型とは異なり、分散型ネットワークには特定の管理者がいません。
分散型ネットワークでは、「いつ、誰が、どんな取引情報を台帳に書き込んだか」が暗号化して記録・保管されるため、偽造や改ざんは極めて困難だといわれています。
また、発行数が限られたビットコイン全ての流れが正確に把握されているため、偽物のビットコインが現れてもすぐに特定されます。
マイニング
マイニングとは、取引データを承認することで、作業に対する報酬としてビットコインが支払われる仕組みのことです。
簡単に説明すると、新しい取引が行われた時、ブロックを生成するために必要な数値を計算し、最も早く計算処理を行った人に報酬が支払われる仕組みです。
ただし、マイニングで報酬を得るためには、膨大な取引の計算処理を行えるコンピュータ機器(GPU)が必要となります。
GPUとは、グラフィックボードのことです。
このGPUは高度な演算処理を得意とした機械で、映像や画像をなめらかに動かすことが出来ることから、ゲーム等で利用されてきました。
マイニング需要によって、GPUは高騰しました。
ゲームが趣味の私には痛い思いでした…
ビットコイン(BTC)の3つのメリット
株式や為替などと並ぶ新しい種類の金融商品として、ビットコインは世界中から大きな注目を集めています。
そんなビットコインには、現金やクレジットカードとは異なるさまざまな利点があります。
ビットコインの持つ3つの利点について、初心者の方にもわかりやすくご説明します。
ビットコインのメリット
- 世界中でそのまま利用できる
- 個人間で送金が直接できる
- 送金手数料が安い
世界中でそのまま利用できる
世界中で利用されているビットコインは、両替することなく海外でそのまま利用することができます。
例えば、海外旅行に行く際、円から米ドルに両替する必要もなく、決済手数料のみでショッピングなどをすることができます。
ビットコイン決済に対応しているお店なら、いつものQRコード決済のように使えるので、簡単かつ安全です。
個人間で送金が直接できる
ビットコインなら、個人間での直接送金がいつでもできます。
特定の相手に送金する際、本来は銀行などの中央管理者を介してから送金されます。
しかし、ビットコインなら、相手がどこにいようとも直接送金ができます。
必要な量を必要な時に送金できるため、ビジネスシーンでも活用することが可能です。
送金手数料が安い
海外送金のための手数料が安いのも、ビットコインの利点です。
もちろん、これはビットコインに限ったことではなく、仮想通貨全体にいえることです。
円やドルなどの法定通貨の場合、銀行などを仲介しない限り送金ができません。
そのため、送金するには手数料が必要になります。
一方、ビットコインには仲介する組織が存在しないため、個人間でやり取りする場合には手数料を支払う必要がありません。
日頃から海外への送金を行っているような人にとっては、手数料を大幅に抑えられます。
ビットコイン(BTC)の3つのデメリット
これからビットコイン(BTC)を決済や投資に利用する際、以下のようなデメリットがあることも理解しておかなければなりません。
ビットコインのデメリット
- 即時決済が難しい
- 価格変動が激しい
- 決済サービスが限られている
資産運用をする際、為替相場と異なる価格の変動などには注意しておく必要があります。
ビットコインを安心して運用できるように、3つのデメリットをさらに詳しく紹介していきます。
即時決済が難しい
ほんの数秒で決済が完了する電子マネーとは異なり、ビットコインは決済までにタイムロスがあります。
なぜなら、不正な取引や間違った取引ではないかを一度確認する必要があるからです。
銀行振込と比べると送金は早いですが、着金が確認されるまでの待ち時間が10分程度あると考えておきましょう。
ビットコイン取扱店舗の指定するウォレットを使用することで、即時決済も可能です。
ウォレットとは、簡単に言うとビットコインを保管できる仮想通貨の財布のことです。
価格変動が激しい
ビットコインに限らず、仮想通貨は、大企業や機関投資家の動向で、価格が激しく変動しやすいです。
1日のうちに価格が乱高下を繰り返すことも珍しくないため、安定性の高い金融資産に投資したいと考えている人にはデメリットとなります。
逆に、価格変動が激しい性質を生かすことで、大きな利益を生み出すチャンスも増えると捉えることもできます。
価格変化の激しさからトレードでの利益を生み出すチャンスが生まれます。
決済サービスが限られている
日本においては、ビットコインで買い物ができる店舗はまだまだ少ないのが現状です。
ECサイトでも、消費者と店舗の取引を仲介する決済サービスが必須となるため、ビットコインを利用できるネットショッピングは限られています。
キャッシュレス決済をビットコインメインにするには、まだまだ課題は多いです。
あくまで一つの機能として決済機能が備わっていると考えておきましょう。
どのようなお店でビットコインが使えるのかが、一覧で確認できるサイトがあります。
街中で利用しやすいのは「coinmap」です
ビットコイン(BTC)のチャート・価格推移
2023年11月、ビットコイン価格が35,000ドルを超えました。
10月24日に10%以上の高騰が発生し、仮想通貨市場が上昇相場に転換するのではないかとみられ始めています。
この価格上昇は、以下3つの要因が考えられます。
ビットコイン価格高騰の理由
- ビットコイン現物ETF訴訟でグレイスケールが勝訴
- ビットコイン現物ETFの承認の期待の向上
- 1億ドル以上の清算が発生
ビットコイン(BTC)の購入方法
ビットコインを購入するためには、口座開設をする必要があります。
口座開設にあたっては、初心者に使いやすいコインチェックがおすすめです。
ビットコインの買い方は下記の記事で詳細に解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
ビットコイン(BTC)の将来性
続いて、ビットコインの将来性について、解説していきます。
ビットコインの将来性
- ビットコインETFの上場
- 半減期のサイクル
- 大企業の相次ぐ参入
ビットコインETFの上場
ビットコインETF(Exchange Traded Fund)とは、上場投資信託で株と同じようにビットコイン取引ができるようになります。
ビットコインETFが承認されれば、大きな資産を動かす投資家のビットコインへの注目度が上がります。
機関投資家が目をつければ多額の資金が流入するので、価格上昇も期待できるでしょう。
実際に2021年10月にニューヨーク証券取引所(アメリカ)へビットコイン先物ETFが上場した際は、大きな価格上昇の引き金になっています。
半減期のサイクル
ビットコインは、2100万枚という総発行枚数が最初から設定されています。
新規発行されたビットコインはマイニングの報酬として受け取ることができます。
しかし、報酬は徐々に減っていく仕組みになっています。
約4年に1度の頻度でマイニング報酬は半減し、このマイニング報酬が半減する時期を半減期といいます。
その半減期が2024年にきます。
半減期を迎えるたびに、新規発行されるビットコインの枚数が減り、すでに発行されたビットコインの価値が高まりやすくなります。
過去に、ビットコインは、半減期を迎えるたびに大きく価格を上昇させてきました。
大企業の相次ぐ参入
ビットコインは企業の投資先としても注目されています。
テスラ社のビットコイン購入をきっかけに、大企業が投資目的で続々とビットコインを購入しています。
ビットコイン(BTC)のまとめ
今回はビットコインについて解説してきました。
ビットコインは何度も暴落をしながらも、長期的には最高値を更新し続けています。
ですので、今後価値がなくなるということは考えにくいです。
ビットコインは2021年に一時700万円以上の価格を記録していますが、現在は500万円程度を推移しています。
しかし、過去の価格推移から見ると、現状は割安な水準でビットコインに投資するチャンスと捉えることもできます。
意外と知られていないのですが、コインチェックでは500円からと少額からビットコインを買うことができます。
今回の記事は以上になります。
この記事が、あなたが仮想通貨投資を始める第一歩の手助けになればうれしいです。
当サイトで使用する「仮想通貨」とは、「暗号資産」を指します。