- NFTって何?買い方がわからない。
- NFTを買うメリットやデメリットは?
- NFTが買えるおすすめのマーケットは?
こんなお悩みを解決します。
こんにちは。あまねです。
NFTは注目度が高まっていますが、初心者にはハードルが高く感じられるものです。しかし、この記事ではNFTの基本的な概念から、実際の購入方法、メリットとデメリットまで丁寧に解説しているので、NFT購入に関する悩みや不安を解消できるでしょう。
記事を最後まで読むことで、NFTについての理解が深まり、自信を持ってNFTの購入に踏み出せるようになります。将来的な資産運用の選択肢が広がるかもしれません。
しかし、はじめてのNFTの購入は慣れておらず、どうやったらいいか分からないですよね。
そこで、今回はNFTの買い方を解説していきます。
他にもNFTを購入するメリット・デメリット、注意点について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事の信頼性
- 仮想通貨で年間利益100万以上(納税も経験)
- NFTゲームで人を雇う(マネージャー)経験
- 仮想通貨歴3年、DeFiで500万以上を運用中
- 仮想通貨取引所MEXCの元社員
NFTの購入は仮想通貨(暗号資産)取引所で口座を開設し、ETH(イーサリアム)を購入すれば誰でも簡単に始められます。
耳慣れないことばかりで難しそうに聞こえるかもしれませんが、やってることは普段の買い物と同じです。
少額の500円から購入できるコインチェックで事前に購入しておきましょう。
NFTとは
まずはじめに、NFTがどういったものか、NFTの仕組みについて理解しておきましょう。
簡単に説明すると、「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」がNFTです。
仮想通貨(暗号資産)と同様に、ブロックチェーンで発行され、取引を行う仕組みです。
NFTの特徴としては以下のようなものがあります。
NFTの特徴
- 世界に1つだけのもの
- いつでも自由に取引できる
- 誰でも作れる
それぞれ解説していきますので、NFTを始めようと検討している方はよく確認してみてください。
世界に1つだけのもの
NFTとは、『Non-Fungible Tokenの』略称で、『代替不可能なトークン』を意味します。
代替不可能なトークン?つまりはどういうこと?とお考えの方もいらっしゃるでしょうし、アート作品を例に説明してみます。
今までのデジタルアート作品は、作品としての価値はあるものの、そのデータ自体には価値がありませんでした。デジタル作品なので簡単にコピーができてしまうからです。
NFTなら「このデジタルアート作品は◯◯さんのもの」と所有権を持つことができます。
そうすることにより、この作品は唯一のものであること、つまり代替不可能なものとなり価値が生まれます。
このようにNFTはブロックチェーン上で所有の証明書を発行し、もの自体に価値を持たせるトークンのことです。
2023年現在、様々な業界がNFT市場に参入しており、新たなビジネスモデルとしても注目を集めています。
注意点として、所有権はあるものの著作権は別であることは注意しましょう。
いつでも自由に取引できる
NFTは、デジタル市場で取引・販売ができる特徴があります。
実店舗ではなくデジタル市場に流通することで、全世界の人へ向けて出品できます。逆に、全世界で出品された作品を購入することも可能です。
これにより多くの人とのビジネスチャンスが生まれます。
このため、以下のようなメリットが生まれています。
メリット
- 出品者は利益を得やすくなる
- 購入者は欲しい作品を手に入れやすくなる
誰でも作れる
NFTは誰でも作ることができ、販売可能です。
ブロックチェーンとか最新の技術はよくわからない…
という方でも、問題なく売買できます
難しい最新の技術が使われていますが、専門知識なくても取引できます。
NFTの3つのメリット
NFTのメリットには、主に次のようなものがあります。
NFTのメリット
- 価値上昇時に売れば儲かる
- 紛失する危険性が低い
- 仮想通貨について学べる
それぞれ解説していきますね。
価値上昇時に売れば儲かる
NFTは暗号資産や不動産などと同じように、時間の経過とともに価値が変動します。
そのため、購入したNFTを価格が上がったときにマーケットプレイスに出品・販売することで売却益を得ることができます。
NFTはこれまでのデジタルアート作品では保証できなかった「唯一性」「希少性」を、担保できるようなりました。
その結果、まるで現物を所有する従来のコレクションのように、デジタルデータであるアート作品を取引できるようになりました。
紛失する危険性が低い
不動産や貴金属などの実物資産の場合、火災や盗難などが原因で破損・紛失してしまうことがあります。
また、絵画やイラストなどのアート作品に関しても、実物の場合はどうやっても物理的な経年劣化は避けられません。
その点、NFTはブロックチェーンで保管されているので、実物資産と比べて破損・紛失する危険性が低く、経年劣化することもないというメリットがあります。
物理的には安全ですが、ハッキング等のリスクはあります。十分に注意しましょう。
仮想通貨について学べる
NFTを購入するには、事前に国内取引所で仮想通貨を購入し、それをMetaMask(メタマスク)などのウォレットに送金する必要があります。
そのため、利用者はNFTの取引を通じて仮想通貨の買い方や送金方法、ウォレットの使い方などについて学ぶことができます。
この利点が私は一番大きいと思います。
仮想通貨とNFTは切っても切れない関係にあります。
NFTの3つのデメリット
NFTのデメリットには、主に次のようなものがあります。
NFTのデメリット
- 法整備が不十分
- ユーザー増加に伴う手数料の高騰
- 日本語に対応していないマーケットがある
それぞれ解説していきますね。
法整備が不十分
NFTアートが盛り上がり始めたのは2021年のため、取引上のルールや購入者の権利、著作権の問題など、法整備が不十分で曖昧な部分が多く残されています。
ブロックチェーンの技術によって、複製や二次利用はできなくなっています。
しかし、デジタルアート作品に「唯一性」を持たせることができることを悪用して、他人の作品を自分のものとして出品する「贋作」が出回るなど偽物のNFTアートが市場に出回っていることもあります。
まだまだ完全に安心して取引できない環境であるため、購入者は騙されないように注意が必要です。
偽物を掴まないように安心して購入できるサイトも紹介していますので、最後までご覧ください。
ユーザー増加に伴う手数料の高騰
イーサリアムブロックチェーンを利用して作られているNFTアートがほとんどですが、NFTアートの取引には手数料が発生します。
この手数料とは、イーサリアムを経由して契約する「スマートコントラクト」で発生するものです
手数料はユーザーの通信量に応じて高額になっていくため、2021年に入ってから急激に高騰しています。
NFTアートが盛り上がり、ユーザーが増えていくと、手数料が高騰していくでしょう。
この問題の解決策も新たなブロックチェーン技術で解決されつつはあります。
著作権侵害のリスク
NFTには著作侵害を助長するリスクがあります。
実際、現在のNFT市場では明らかに著作権を侵害しているNFTコンテンツが販売されています。
NFTは誰でも作成・販売することができるため、自身が著作権を持っていない画像を使用してNFTを発行することも可能です。
注意
海外ではNFT発行者に対して、知的財産(IP)の侵害として裁判を起こしている事例もあります。
著作権に関する問題はNFT市場が成長していくにつれて、無視できなくなっていきます。
速やかな法整備が求められますね。
NFTの買い方
ここではNFTの買い方を説明していきます。
手順としては、次の通りです。
- 国内取引所の口座の開設
- ウォレットの準備
- コインを購入してウォレットへ送金
- NFTマーケットプレイスでの購入
それぞれ解説していきます。
国内取引所の口座の開設
最初に、仮想通貨取引所の口座開設が必要となります。
なぜなら、NFTの購入には、ETH(イーサリアム)などの仮想通貨を用いるのが一般的なためです。
あらかじめ、コインチェックで購入しておきましょう。
ここでは、日本円をNFTを買うのに必要な通貨(仮想通貨)に両替するイメージです。
口座開設の方法は以下の記事で解説していますので、参考にしてください!
ウォレットの準備
次に、ウォレットを準備します。
ウォレットとは、仮想通貨を管理することができるオンラインサービスのことです。
日本語の直訳の通り、お財布の役割を果たします。
例として、Metamaskは以下のブラウザに対応しています。
MetaMask対応ブラウザ
- Firefox
- Chrome
- Edge
- Brave
Chromeの場合、Chromeウェブストアで「Metamask」と検索し、「Chromeに追加」をクリックすることで利用が可能です。
導入の仕方はこちらで詳細を解説していますので、参考にしてください!
コインを購入してウォレットへ送金
次に、仮想通貨取引所で購入したコインをウォレットに送金します。
仮想通貨取引所のメニュー画面から、送金する通貨を選択しましょう。
宛先を選択して、送金する金額を入力します。
宛先が未登録の場合は、使用する仮想通貨ウォレットの情報を入力しましょう。
仮想通貨の送金は慎重に行いましょう。
誤送金してもお金は返ってきませんので。
NFTマーケットプレイスでの購入
最後に、NFTマーケットプレイスで欲しい商品が見つかったら購入して完了です。
NFTコンテンツの価格は、出品者が自由につけることができます。
買うタイミングによっては、そのNFTの価格が上がっていることもあるため、値段には注意して買うようにしましょう。
NFTを買う際の3つの注意点
NFTを買う際には、主に次の注意点があります。
NFTを買う際の注意点
- 取引手数料が必要
- 詐欺の場合がある
- 損失のリスク
それぞれ解説していきます。
取引手数料が必要
NFTを購入する際は、ガス代・手数料に注意する必要があります。ガス代とは、NFT取引を行う際に発生する手数料のことを指します。
ガス代が高くつく場合も多く、NFTコンテンツの価格だけでは購入できないケースがほとんどです。
そのため、多くのNFTを売買するとガス代がかさんでしまう可能性があります。
また、マーケットプレイスによってはガス代がかからない代わりに取引手数料を取るなど、それぞれの特色があります。
詐欺の場合がある
本物を模した偽物がNFTとして販売されているケースが場合によってはあります。
偽物かどうかを見分けるためには気を付けることは次のようなことです。
注意点
- 安全性の高いマーケットプレイスを使う
- クリエイターの公式サイトやTwitterで確認する
海外のNFTマーケットは規模が大きいですが、日本語に対応していない場合が多く購入ミスに発展したり、問い合わせ対応も難しかったりします。
これらのリスクを避けるためには、まずは信頼性の高いOpenSeaなど国内のNFTマーケットから利用を始めるのがおすすめです。
損失のリスク
NFTを買うときは、NFTコンテンツは価値が下落する可能性があることに注意しましょう。
NFTは価値が変わり続けるトークンの1つです。
NFT市場は注目を集めつつありますが、すべてのNFTコンテンツに価値が生まれるわけではありません。
とはいえ、仮想通貨と同じように、価格が高騰して利益が生まれる可能性もあります。
NFTコンテンツを購入する際は自己責任で取引するようにしましょう。
NFTも投資の一種です。あくまで余剰資金の範囲内で買うようにしましょう。
NFTが買えるおすすめサイト
NFTが買えるマーケットプレイスを紹介していきます。
次に紹介するマーケットプレイスは、いずれも信頼できるのでぜひ活用にしてみてください。
NFTが買えるマーケット
- Coincheck NFT
- GMOコイン
- OpenSea (オープンシー)
- Rarible(ラリブル)
- SuperRare(スーパーレア)
Coincheck NFT
Coincheckが運営するマーケットプレイスは、「Coincheck NFT」という名称で、Coincheckの口座を開設することで利用できます。
Coincheck NFTには、購入時の手数料をかけずにNFTを購入できるというメリットがあるので、NFT売買でかかるコストを抑えることが可能です。
現在はブロックチェーンゲーム「The Sandbox」の仮想空間上の土地であるLANDのNFTや、国内発のブロックチェーンゲーム「cryptospells」のNFT、SKE48のメンバーのトレカNFT、ブロックチェーンサッカーゲーム「Sorare(ソレア)」のデジタルカードNFTの取引を行うことができます。
LINE NFT
LINE NFTは、LINE Xenesis株式会社が運営するマーケットプレイスです。
LINE NFTには、LINEアカウントで気軽に始められるというメリットがあります。
普段から利用しているLINEアプリを経由して、簡単にマーケットプレイスを利用できることは大きなメリットです。
また30種類以上のブランドやLINE Blockchain限定のNFTコレクションを購入できます。
これらのNFTは、日本円か仮想通貨FINSCHIA(フィンシア、旧:LINK(リンク))で購入ができます。
さらに、LINE Payの支払いなど、LINE経済圏のサービスを利用することで仮想通貨FINSCHIAと交換できる「FINSCHIA引換券」というものがあります。入手したFINSCHIA引換券を仮想通貨FINSCHIAにすることで、普段の決済などを活用してお得にNFTを買うこともできます。
OpenSea (オープンシー)
OpenSeaは2017年12月にサービスが開始したNFTマーケットプレイスで、世界最大規模をほこります。
取り扱っているNFTもデジタルアートやゲームアセットなど様々で、ユーザーはウォレットを接続するだけでNFTの作成や取引が簡単にできます。
OpenSeaでは、自分の持っているオリジナルのデジタルコンテンツを無料でNFTアートにすることができます。
これはOpenSeaを利用する上で大きなメリットの1つです。
ブロックチェーンのことを知らなくても販売できるようになるのはすごいですよね!
OpenSeaについては、以下の記事で詳細を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Rarible(ラリブル)
Rarible(ラリブル)はNFTの閲覧や調達、制作、販売ができるNFTマーケットプレイスで、機能性の豊富さが好評を得ています。
販売されているNFTアートが見やすく、UIが非常に整っているのが特徴です。
また、RaribleがOpenSeaと大きく違うのは、コミュニティ上の意思決定がユーザーのよって行われるDAO(分散型自立組織)を目指しているところです。
さらに、Raribleは独自トークンの「RARI」を発行しており、近年注目を集めています。
このRARIはRaribleがDAOに移行するにあたって、ガバナンストークンとして働く予定です。
まとめ:NFTは今後さらに盛り上がる
今回はNFTの買い方を解説しました。
NFTはブロックチェーンの技術が活用されており、誰でも安心して取引ができます。
またクリエイターの権利が保護されしつつ、投資商品としての魅力も高まっています。
有名企業や著名人もNFTを用いた商品やサービスを提供しており、今後ますます注目されていくことは間違いなしです。
将来性の豊かで大きな利益も狙えることから、NFTで稼ぐことに興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
NFTのおすすめの買い方は、こちらの記事で紹介した4つです。
NFTが購入できるサイト
- Coincheck NFT
- LINE NFT
- OpenSea (オープンシー)
- Rarible(ラリブル)
なお、NFTを始めるには、多くの場合はETH(イーサリアム)が必要になります。
1万円程度からコインチェックで事前に購入しておきましょう。
ぜひ活用を検討しながら、将来性豊かなNFTへの投資を行ってみてください。
当サイトで使用する「仮想通貨」とは、「暗号資産」を指します。