- NFTを始めたいけど、やり方が分からない。
- OpenSea(オープンシー)でNFTを始められるらしいけど、よく分からない。
こんなお悩みを解決できる記事を用意しました!
こんにちは。あまねです。
OpenSea(オープンシー)は簡単に説明すると誰でもNFTの作成、出品、購入ができる世界有数のNFTマーケットプレイスです。
日本語にも対応しており、オークション形式などで比較的手軽に販売することもできます。
今回はそんなOpenSea(オープンシー)の始め方や利用する時の注意点などについて詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧になってください。
本記事の信頼性
- 仮想通貨で年間利益100万以上(納税も経験)
- NFTゲームで人を雇う(マネージャー)経験
- 仮想通貨歴3年、DeFiで500万以上を運用中
- 仮想通貨取引所MEXCの元社員
なお、NFTを購入するために、手数料や購入としてETH(イーサリアム)が必要になります。
少額の500円から購入できるコインチェックで事前に購入しておきましょう。
OpenSea(オープンシー)とは?
OpenSeaはNFT(非代替性トークン)のオンラインマーケットプレイスです。
ユーザーは、OpenSea上でNFTの生成や管理、取引が行えます。
OpenSeaは2017年に設立され、現在世界最大規模として有名なNFTマーケットプレイスになっています。
OpenSeaでは、デジタルアート、音楽、ゲーム、動画、テキストなどと様々な種類のNFTが取引されています。
その取引量は、2022年には約300億ドルのNFTが取引されるほど盛んになっています。
OpenSea(オープンシー)の特徴
OpenSeaの特徴は以下の通りです。
OpenSeaの特徴
- 世界最大規模のNFTマーケットプレイス
- 安価な販売手数料
- 有名人の作品を購入できる
- さまざまな販売方法がある
- NFT作成が無料
- 日本語に対応している
それぞれ解説していきますね。
世界最大規模のNFTマーケットプレイス
OpenSeaは世界最大級の取引量を誇るNFTマーケットプレイスです。
その規模はBlurに次ぐ世界第2位に位置します。
価格の高いものから最新のトレンドのものまでさまざまなNFTが取り扱われており、幅広くNFTを取引することができます。
2021年からNFT市場を支えてきたマーケットで、今でも市場を引っ張っている存在です。
他にも有名なNFTマーケットプレイスは存在しますが、OpenSeaはその中でも業界をリードする存在です。
イーサリアム以外にも数多くのブロックチェーンに対応しており、手数料としてガス代の安いチェーンも利用可能です。
具体的にはKlaytn、Polygon、Solanaなど8種類のチェーンに対応しています。
これらはイーサリアムと比較して、手数料としてかかるガス代が安くなっています。
出品が誰でもできる
OpenSeaでは、NFTを誰でも出品することができます。
出品する時に審査があるNFTマーケットもありますが、OpenSeaであれば誰でも簡単にNFTを作成して出品することができます。
すぐにNFTクリエイターになれる点は大きなメリットと言えます。
はじめての人でも見やすいUIでパソコンさえあれば、無料でNFTを作成ができることは大きなメリットと言えるでしょう。
デジタルデータさえあればいますぐにでも誰もがNFTクリエイターになれちゃいます。
面倒な手続きが不要で簡単にNFTを出品できるのは誰にとっても嬉しいメリットです。
安価な販売手数料
OpenSeaは他のNFTマーケットプレイスに比べて販売手数料が安価であることも特徴の1つです。
OpenSeaにてNFTを取引する際は、手数料(ガス代)が発生します。
NFT作品を販売した時にはガス代と呼ばれる手数料が発生しますが、OpenSeaの手数料は2.5%です。
他のNFTマーケットプレイスでは販売手数料が3%を超えるものもあり、OpenSeaの2.5%という手数料は他と比べても安くなっています。
手数料はNFTの購入や譲渡、オファーの受け入れ、キャンセルなどのさまざまなタイミングで発生します。
2023年2月まではクリエイターが得られる手数料は2.5~10%でしたが、2023年2月以降は最低の0.5%での設定となってしまいました。
NFTが流行った影響の結果でもありますけど、クリエイターにとっては痛いですね…
有名人の作品を購入できる
OpenSeaでは有名人が作成した作品を実際に自分で購入することができます。
例えば、世界のアート業界をリードする100人に選ばれている「村上隆」や、海外のデジタルアーティスト「MAD DOG JONES」や「Beeple」などが作ったNFTアートも購入することができます。
また、話題のNFTアートを取引できるため、NFTアートを購入したいという人にもおすすめのマーケットプレイスとなっています。
さまざまな販売方法がある
OpenSeaにはさまざまな販売方法があります。
- 固定価格での販売
- 期間を限定して販売するオークション
- 最初に入札した人が購入できる逆オークション
- 特定の人物に対して販売
多くの販売方法の中から自分に合った方法を自由に選べることもOpenSeaの特徴と言えるでしょう。
NFT作成が無料
OpenSeaでは、自分が作成したデジタルコンテンツを無料でNFT化することができます。
対応しているフォーマットは画像、動画、音楽、3Dモデルと多岐にわたります。
他のNFTプラットフォームでは、NFT作成には手数料が必要になることは考えれば、無料でNFT作成をできるのは大きなメリットになります。
日本語に対応している
OpenSeaは、日本語にも対応しています。
海外のNFTマーケットプレイスの中には、日本語に対応していないところが多く、英語に慣れていないユーザーにとっては利用しづらいという問題があります。
その点、OpenSeaは日本語に対応しているので、英語が苦手な方でも安心して利用することができます。
日本語に対応しているので、操作ミスも起きにくいのはいいですよね。
OpenSea(オープンシー)の始め方
ここでは、OpenSeaを始める手順について紹介していきます。
OpenSeaを始める手順
- 国内取引所の口座開設
- イーサリアムを購入する
- MetaMaskの導入
- MetaMaskにイーサリアムを送金
- OpenSeaにMetaMaskを接続 NFTの取引
それぞれ説明していきます。
国内取引所の口座開設
イーサリアムを購入できる国内の取引所に登録する必要がありますが、どの国内取引所でもイーサリアムを購入できますので安心してください。
いろいろある取引所の中でも特に初心者におすすめの取引所はCoincheck(コインチェック)です。
CoinCheckはアプリが使いやすく、これから始める人でも安心です。
手数料が安く、使いやすいため、人気の仮想通貨取引所です!
初めて仮想通貨取引所を利用する場合は、Coincheckをぜひ選んで口座開設をしてみてください。
また、口座開設時に費用がかかることはありませんので、安心してください。
口座開設の方法は以下の記事で詳細に解説しているので、参考にしてください。
イーサリアムの購入
仮想通貨取引所では、イーサリアム以外にもビットコインやリップルなどのさまざまな仮想通貨を取り扱っています。
しかし、イーサリアム以外を購入してもOpenSeaで使えない恐れがあります。
そのため、必ずイーサリアムを購入するようにしてください。
ここはお金の両替のイメージです。
アメリカで買い物するのに円は使えませんよね。
円をドルに換えることと同じようなことをします。
どの取引所でも、イーサリアムを選択して「購入」をタップ後に購入したい金額を入力するだけで簡単に購入することができます。
イーサリアムの購入方法は以下の記事で解説していますので、参考にしてください!
MetaMaskの導入
MetaMaskは仮想通貨やNFTを大切に保管するための財布のようなもので、Google Chromeなどの拡張機能に追加でき、スマホでも利用できます。
アカウント作成の流れは次の通りです。
MetaMaskの導入方法
- MetaMaskをインストール
- ウォレットの作成
- MetaMaskのパスワード設定
- 利用規約や説明の確認
- シークレットリカバリーフレーズ(12の英単語)を記録・保管
- シークレットリカバリーフレーズの確認
詳細な導入方法は以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
MetaMaskにはログインパスワード、秘密鍵、シークレットリカバリーフレーズの3つのパスワードがあります。
これらは1つでも流出してしまうと自分の仮想通貨やNFTが盗まれてしまう可能性があるため、パスワードは厳重に管理して誰にも教えないようにしてください。
私も過去にハッキングに合い、仮想通貨やNFTが盗まれたことがあります。
上記の3つは特に厳重に管理しましょう。
MetaMaskにイーサリアムを送金
送金する時はMetaMaskがイーサリアムのメインネットになっているかどうかを確実に確認したうえで、送金アドレスをコピーするようにしてください。
このアドレスを間違えてしまうと、せっかく購入したイーサリアムが紛失してしまいますので、必ずコピー&ペーストで操作するようにしてください。
誤送金してもイーサリアムは返ってきません。
ここは慎重に実施するためにまずは少額で実施してみましょう。
基本的な流れは以下のようになります。
- MetaMaskのウォレットアドレスをコピー
- イーサリアムを選択してウォレットアドレスをペースト
- 認証作業後に宛先の登録
- 送金したい額を入力して送金
イーサリアム以外のチェーンに送りたい場合は海外取引所を使うようにしましょう。
国内取引所でも対応してくれるといいんですが、現状はできませんので…
OpenSeaにMetaMaskを接続
ウォレットの接続方法は、以下のようになります。
- OpenSeaにログイン後右上の人型マークをクリック
- 自身が保有するウォレットを選択
- ウォレットのロックを解除
- 「署名」をクリック
プロフィールには名前やコメント欄、SNSアカウントなどの情報を入力できます。
SNSで作品や情報を発信している方が購入者も安心して購入でき、人気にもなりやすいため、SNSアカウントがない人はこれを機に専用のアカウントを作成しても良いかもしれません。
ちなみにですが、アカウント作成時にメールアドレスを登録しておけばNFTが購入された時に通知が来るため便利です。
NFTの取引
OpenSeaから検索することも簡単にできますし、ランキングから選んで購入することもできます。
気に入った作品が見つかったら、クリックして「Buy now」を押せばすぐに購入することができます。
普段やっているネットショッピングの感覚で実はNFTは買えちゃいます。
OpenSea(オープンシー)の使い方
ここでは、OpenSeaの使い方を説明していきます。
OpenSeaの使い方
- 取引方式を選択
- 取引可能なNFT
それぞれ順に説明していきます。
取引方式を選択
OpenSeaには、以下のような取引方法が選べるようになっています。
- 固定販売(Fixed Price)
- オファー受付(Offer)
- オークション販売(Timed Auction)
- セット売り(Bundle)
それぞれ簡単に説明していきますね。
固定販売(Fixed Price)は、既に設定されている金額で取引することです。
オファー受付(Offer)は、出品されていないNFTと交渉してオファーをする販売方法となります。
オークション販売(Timed Auction)は、入札単価が1番高い人が落札できるのがオークション販売です。
セット売り(Bundle)は、まとめて購入することによってNFTを安く買いやすいという特徴があります。
慣れないうちは、一番シンプルな固定販売(Fixed Price)で取引するのがおすすめです。
取引可能なNFT
アート、コレクティブル、バーチャルワールドなどNFTが多岐に渡って取引可能です。
OpenSeaの公式サイトから、カテゴリなどを絞り込みできるため、取引したいNFTを選択してみると良いでしょう。
OpenSea(オープンシー)のNFTの買い方や購入方法
OpenSeaでNFTを購入する方法を解説していきます。
買い方や購入方法は以下のような方法になります。
OpenSeaでの買い方
- NFTの検索をして購入したいものを選ぶ
- Buy now(定額)で購入する
- Make offer(オファー)で購入する
- Place bid(オークション入札)で購入する
順を追って説明していきますね。
NFTの検索をして購入したいものを選ぶ
まずは希望するカテゴリやジャンルのNFTを絞り込み、自分の欲しいNFTを選びましょう。
OpenSeaは予算やカテゴリーでさまざまなNFTを検索できます。
もちろん、日本語での検索にも対応しているので、購入希望の商品を選びましょう!
この辺はホントにネットショッピングと同じ感覚です。
Buy now(定額)で購入する
Buy now(定額)で購入する際は、掲載されている価格で購入することになります。
カートに追加を押し、中身をチェックし、手数料を再確認し、購入しましょう。
NFTを購入できたかどうかは、自分のプロフェッショナルからすぐに確認できます。
心配なら、購入後に一度プロフィールを確認してみましょう!
コレクションの中に購入したNFTが入っています。
Make offer(オファー)で購入する
Make offer(オファー)で購入する際には、NFTの所有者に対して購入希望額を提示し、所有者がそれに応じれば購入という流れです。
マーケットに売りに出されていないけど、どうしても欲しいものがあった時にするのがオファーです。
普段はあまり使いませんけど、使い方を知っておいて損はありません。
Place bid(オークション入札)で購入する
Place bid(オークション入札)はオークション入札して購入する方法です。
入札する、をクリックして入札価格を入力してからPlace bidを入力しましょう。
なお、オークションでは、イーサリアムをWETHに変換する作業が発生します。
イーサリアムをWETHに変換する作業が発生するため初心者向きではありません。
ちょっとイーサリアムからWETHへの両替が難しいかもですので、最初は避けておいた方がよいです。
OpenSea(オープンシー)のNFTの売り方や出品方法
OpenSeaにNFTを出品して販売する方法を解説していきます。
OpenSeaの出品・販売方法
- OpenSeaに出品する
- OpenSeaで売る
それぞれ解説していきます。
OpenSeaに出品する
OpenSeaに作品を出品するにあたって、まずは出品する作品を準備しましょう。
写真やスマホアプリで簡単に作れる画像でも問題ありません。
慣れてきたら徐々に市場調査を行ったうえで、オリジナルのNFTを作成してみてください。
もしかするとあなたの出品したNFTが高値で売れる可能性もあります。
OpenSeaでコレクションページを作り、作品の画像をアップロードすればデジタルデータがNFTになり、簡単に出品できます。
同様に「Sell」をクリックすると、そのまま出品手続きに進めます。
NFTの作成は無料ですので、手軽に出品できます。
OpenSeaで売る
NFTの準備ができたら、以下の入力事項を設定してOpenSeaで売り出せるようになります。
- 販売方式
- 販売価格
- 販売期間
上記の設定が完了したら「Complete listing」をクリックして署名を行います。
少し待つと「Your NFT is listed!」と画面上に表示されますので、表示されていればマーケットに売りに出されています。
TwitterやInstagramなどのSNSなどで利用して宣伝すれば、自分の作品が売れやすくなりますよ。
SNSとのシナジーが大きいのもメリットの1つかもしれませんね。
OpenSea(オープンシー)を利用する時の注意点
ここからは、OpenSeaを利用する時の注意点について紹介していきます。
最低限知っておくべきリスクを知っておくことで、リスク対策にもなりますので、参考にしてください。
OpenSeaを利用する時の注意点
- フィッシング詐欺がある
- スパムのNFTがある
- ガス代が手数料としてかかる
- 価格の変化がある
- 決済に仮想通貨が必要
それぞれ解説していきます。
フィッシング詐欺がある
OpenSeaでは悪質なWebサイトに誘導して個人の情報を盗み取るフィッシング詐欺が多発しています。
もしOpenSeaを名乗る偽サイトにアクセスしてしまい、MetaMaskを接続してしまうと最悪の場合自分の資産を失ってしまうこともあるため、注意が必要です。
実際にSNS上でNFTに関する会話を行ったうえで、相手から送られてきたURLが直接詐欺サイトに繋がってしまう場合もあるため、怪しいURLはクリックしないようにしてください。
信じられるのは公式だけです。
公式のX(旧Twitter)やDiscordはチェックしておきましょう。
スパムのNFTがある
スパムのNFTにも注意が必要です。
OpenSeaの「hidden」は自分が持っているNFTを非公開にする機能です。
自分のウォレットに繰られてきたNFTはOpenSeaの「hidden」に入る仕組みとなります。
しかし、hiddenにはスパムNFTが入っていることも多いため、見知らぬNFT作品をむやみやたらにクリックしないように注意してください。
自分が買った覚えのないNFTには触らないようにしておきましょう。
最悪の場合、フィッシング詐欺同様に資産が失われます。
ガス代が手数料としてかかる
OpenSeaでは、NFTを購入する時と初めてNFTを出品する時、NFTを譲渡するタイミングなどでガス代(手数料)がかかります。
ガス代は常に変化し続けており、無駄な手数料になるため、事前にガス代を確認してから安いタイミングを狙って購入することをおすすめします。
イーサリアムだとガス代だけで1000~2000円することもあります。
事前にガス代をETH Gas Stationなどのサイトで確認しておいた方が出費が少なくすみます。
価格の変化がある
OpenSeaに出品されている商品は人気が高くなれば、価格が高騰する可能性があります。
そのため、自分の欲しい商品が必ず購入できるわけではないということをあらかじめ頭に入れておきましょう。
価格が高騰する可能性もあれば、逆に下落することもあります。
NFTも資産運用の1つとして捉え、余剰資金でやるのがオススメです。
決済に仮想通貨が必要
OpenSeaはイーサリアムを決済手段として採用していることもあり、作品の取引にはどうしてもイーサリアムなどの仮想通貨が必要になります。
法定通貨でも購入することはできないため、円やドル、クレジットカードでも購入できませんので注意してください。
これはOpenSeaに限ったことではなく他のNFTマーケットプレイスでも同様です。
OpenSea(オープンシー)のまとめ
今回はOpenSea(オープンシー)の始め方や取引方法、利用する時の注意点などについて詳しく紹介してきました。
OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイスです。
誰でも簡単にNFT作品を購入・販売することができますので、興味がある人はOpenSeaを始めてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、購入したNFTに将来プレミアがついて高額で販売できるかもしれません。
その際は、MetaMaskとイーサリアムが必要になりますので、まだお済みでない方はコインチェックの口座開設とNFT購入用のイーサリアムを買っておきましょう。
当サイトで使用する「仮想通貨」とは、「暗号資産」を指します。